前回は、「自分を大切にする」3つのステップについて
いっしょにイメージしましたね
ここでおさらいしておきましょう
- 自分を知ること
- 自分を受け入れること
- そのままの自分でいること
この3つのステップをもとに、小さく行動を積み重ねていくと、
自分の中に”主体が戻ってくる感覚”が、
少しずつ分かるようになりますよ~という内容でした
では、今回は1つめのステップ「自分を知ること」について
くわしくみていきましょう
自分を知るって、どういうこと?
「自分を知る」と聞いたとき、
みなさんはどんなことをイメージするでしょうか
たしかに、自分のことだから
知っていて当然と思うかもしれませんね
この言葉にあまりピンとこない方には、
少しむずかしく感じられるかもしれません
でも、あらためて自分のことを静かに見つめてみると、
そこにはまだ知らない自分がいることに気づくかもしれません
そんな“まだ知らない自分”を見つけていくには
どうすればいいのでしょうか
自分自身に興味を持つ
自分がどんな時に心が動くのかを、少しずつ観察してみましょう
たとえば
「こういう時に私は自分を出せてるな」と感じる瞬間や、
逆に「なんとなく出しにくいな」と感じる場面
「意外とこういうことが好きかも」
「これは苦手かもしれない」
そんな小さな発見が、自分を知る入り口になります

人と話すのは苦手と思ってたけど、
好きなことを話してるときは、案外楽しいな
料理をしてるとき、
野菜がぐつぐつと煮込まれていく様子を見てると
なんか満たされてく気持ちになるな
人を手助けするのは少し照れくさいけど
影のように動いて、気づかれないようにアシストするのが
いちばん自然体でいられるな
こんなふうに、どんな些細なことでも大丈夫です大切にしたいのは、評価ではなく観察
「良い」「悪い」ではなく、
「あ、今こう感じたんだ」とただ気づくことが大切です
やってみたいことを、実際にやってみる
自分自身に興味を持つなかで
気づいた心の声に沿って、少しずつ動いてみましょう
先ほどの例でいえば
好きなことを話すのが楽しいと感じるなら
同じジャンルのコミュニティに入ってみたり
そこで自分の思いを共有してみる
野菜がぐつぐつと煮込まれていく様子が好きなら
煮込み料理のレパートリーを増やしてみる
影のようにアシストする自分を自然体でいれると感じるなら
自分の持ち味として、日常の場面で意識的にやってみる
実際にやってみて得た経験や体感は、
またひとつ自分を知ることのヒントになります
コミュニティには、色んな人がいるでしょうから
「こういうタイプの人とは話が盛り上がりにくいんだな」とか
「共通点がある人とは、初対面でも自然に話せるんだな」とか
そこで感じたことや経験は、
すべて“自分のデータ”になっていきます
小さくても、自分が感じたことをきっかけに動いてみると
思っていたよりずっと、世界はやわらかく反応してくれます
その反応の中に、まだ知らない自分が見えてくるかもしれません
自分の感覚・価値観を捉える
自分でも知らなかった自分が見えてきたとき
戸惑うことがあるかもしれません
それは、過去の自分が否定したことのある自分の姿だったりします
でもそれは過去の自分が下した判断であって
今の自分には必要のない判断かもしれません
本来の自分はこうだったかもしれない
そんなふうに感じる瞬間が
小さな頃の自分と重なることもあります
人は環境やまわりの人の影響を受けながら生きています
だからこそ、物事をどう受けとるかも
自然とその影響を受けてしまいます
でも自分の心の声は、
誰の影響も受けずに、ただ静かにそこにあります
大事にしたいのは、その声に気づくこと
まわりがどうかよりも
今、自分が何を感じているのか
何に心が躍るのか
それが、本来の自分の価値観につながっていきます
たとえば
人前で話すことは苦手だと思っていた人も
義務感のある場面ではなく
自分の好きなことを自由に話せる場面なら
緊張を忘れて、心から話したいと思える
それは、自分の心が動くものを共有できることに
価値を感じているからです

今日の灯り
これまでの流れを、いっしょに振り返ってみましょう
自分を知るには、
次のことを意識してみるのがおすすめですよ、というお話でしたね
- 自分自身に興味を持つ
- やってみたいことを、実際にやってみる
- 自分の感覚・価値観を捉える
こうして、 “まだ知らない自分”に気づくことは
「こんな自分もいるんだ」と驚いたり、
「できれば見たくなかった部分」と出会うことでもあります
でも、それもすべてあなたの一部
光があれば影があるように
自分を知ることは
そのどちらも抱きしめていくことでもあります
次回は、そんな自分をどう受け入れていくか——
二つ目のステップ「自分を受け入れること」について
いっしょに見ていきましょう
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